日本には、50種類以上の税金がありいろいりな所で課税が行われています。 分類的には国に納める国税と都道府県や市区町村に納める地方税に分類され、さらに直接税と間接税に分類されます。そして、納税方法も所得税の確定申告に代表される自分で申告書を作成して納付する申告納税方式と、固定資産税や自動車税に代表される自動的に納付書が送付されてきて、その金額を納付する賦課課税方式があります。そこで、主だったものだけになりますが、Q&A形式で解説していきたいと思います。
国に納める税金
- 所得税・・個人が、所得に応じて負担する税金
- 法人税・・会社などの法人が、所得に応じて負担する税金
- 相続税・・財産を相続又は遺贈により取得した人が、取得した財産に応じて負担する税金
- 贈与税・・個人から財産をもらったら人が、もらった額に応じて負担する税金
- 消費税・・商品の販売やサービスの提供などの取引に対してかかる税金
- 酒税 ・・清酒、ビール、ワイン、などの代金の中に含まれる税金
- その他・・印紙税、登録免許税、揮発油税、石油ガス税、自動車重量税、関税、たばこ税等
都道府県に納める税金
- 都道府県民税・・法人や個人が所得に応じて負担する税金
- 自動車税・・自動車を所有している個人および法人が負担する税金
- 事業税・・事業を営んでいる法人や個人が所得に応じて負担する税金です。
- 不動産取得税・・土地や建物を取得したときに負担する税金
- その他・・地方消費税、自動車取得税、道府県たばこ税、ゴルフ場利用税等
市町村に納める税金
- 市区町村民税・・法人や個人が所得に応じて負担する税金
- 軽自動車税・・軽自動車を所有している個人や法人が負担する税金
- 固定資産税・・土地や家屋および事業用の固定資産を所有している個人や法人が負担する税金
- その他・・国民健康保険税、事業所税、入湯税、特別土地保有税、都市計画税等